私たちの心の中で、インナーチャイルドはどんな働きをしているのでしょうか。
「いつも同じことで落ち込んでしまう…」
「頭ではわかっているのに、気持ちがついていかない」
そんな経験には、実は“小さな私”が深く関わっていることがあります。
インナーチャイルドは、あなたの中に残る幼い頃の気持ち、喜び、不安、そして傷ついた経験
の象徴のような存在です。
結論から言うと、インナーチャイルドの役割はあなたを守ろうとすること。
その気持ちが、大人になってからの行動や感情のクセとして表れることがあります。
ここでは、インナーチャイルドが持つ役割と、その影響がどのように日常へ現れるのかを、やさしくお話ししていきますね。
インナーチャイルドの役割とは
インナーチャイルドの大きな役割は、幼い頃のあなたの 「本当の気持ち」 をそのまま心の奥に残し、あなたを守ろうとすることです。
子どもの頃の私たちは、自分の感情をうまく整理したり言葉にしたりすることができません。
だからこそ、つらかったできごとや嬉しかった瞬間が、そのまま心にとどまることがあります。
そして、その“残された気持ち”が
- 自分を守るための行動
- 人との関わり方のクセ
- 感情の反応
として表れるようになるのです。
これは悪いことではなく、幼かったあなたが精一杯生き抜いてきた証でもあります。
インナーチャイルドが心に果たしている役割
① あなたを危険から守る「センサー」の役割
幼少期に
- 否定された
- 怒られた
- 傷ついた
そんな経験があると、同じことが起こらないように “先回りして防御” しようとします。
Aさんは、子どもの頃に失敗すると強く叱られていました。
その経験から、大人になった今も「失敗が怖い」という気持ちが強く、挑戦する前に諦めてしまうことがありました。→ これは、過去の傷が再びつかないよう、“小さな私” が必死に守ってくれている反応です。
② 喜びやワクワクを覚えている「感性の源」
インナーチャイルドには、
好きなことがうれしかった気持ち、ワクワクする感性、純粋な「やってみたい!」などの伸びやかな感情も残っています。
実は、あなたの創造性や直感は、この部分が支えています。
③ あなたの“本音”を持ち続けている存在
大人になると
- 役割-責任
- 周囲への気遣い
によって本音をしまいこむことがあります。
でも、小さなあなたはいつも「本当はこうしたかった」という気持ちをずっと抱えながら、あなたが気づいてくれるのを待っています。
インナーチャイルドが大人になってから表れやすい症状
ここからは、心の奥に残った“小さな私”が、大人のあなたの日常に影響してしまう例をまとめました。
あなたも、いくつか思い当たるかもしれません。
1. 人の顔色を過剰に気にしてしまう
子どもの頃に「怒られないように」「嫌われないように」と我慢していた場合に起こりやすいです。
2. 自分より他人を優先しすぎる
「迷惑をかけちゃいけない」と頑張り続けてきた名残。
3. 褒められても受け取れない
過去に十分に認められなかった経験が影響していることがあります。
4. 突然強い不安に襲われる
過去に感じた“孤独”や“怖さ”が揺らぐと顔を出します。
5. 良い人を演じ続けてしまう
本音を出すと嫌われると感じていた頃の名残。
6. 自己否定が強くなりやすい
子どもの頃に受けた「まだ足りない」というメッセージの反映。
まとめ
インナーチャイルドは、あなたの中でずっと「あなたが傷つかないように」と頑張り続けてきた存在です。
だからこそ、大人になってから現れる症状も、“悪いクセ” ではなく、“小さなあなたなりの精一杯のSOS” なんですね。
まずは、「ああ、私はずっと頑張っていたんだな」と気づいてあげることが、癒しの第一歩になります。
どうか、あなた自身にそっと優しいまなざしを向けてあげてくださいね。
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